こんにちは！有限会社河野築炉です。
弊社は、兵庫県赤穂市を拠点に、全国でプラント工事や築炉工事を行う建設業者です。
この記事では、アーク溶接について、分かりやすく解説します。
アーク溶接とは、築炉工事などでよく使われる溶接の方法の一つです。
それでは、早速見ていきましょう。

アーク溶接は「融接」という種類の溶接である

溶接とは、金属やプラスチックなどの材料を高温にして溶かし、接合することです。
溶接には大きく分けて「融接」と「圧接」の2種類があります。
融接とは、材料を完全に溶かして接合する方法で、圧接は、材料を部分的に溶かして圧力をかけて接合する方法です。
アーク溶接は、融接の一種であり、電極と材料の間に電気的な火花（アーク）を発生させて高温にし、溶かして接合します。

アーク溶接の仕組みには2種類ある

アーク溶接には、「直流アーク溶接」と「交流アーク溶接」の2種類があります。
直流アーク溶接とは、電源から一定の方向に流れる直流電流を使って、アークを発生させる方法です。
一方の交流アーク溶接は、電源から周期的に方向が変わる交流電流を使って、アークを発生させます。
直流アーク溶接は、安定したアークが得られやすく、細かい調整が可能ですが、電源が高価で重量が重いという欠点があります。
また、交流アーク溶接は、電源が安価で軽量ですが、アークが不安定になりやすく、ノイズや火花が多く発生するという欠点があるのです。

アーク溶接の施工に必要な資格とは？

アーク溶接の施工には、一定の技能や知識が必要です。
そのため、国家資格や民間資格などの認定を受けることが望ましいでしょう。
資格取得は、自分の技術力を証明するだけでなく、就職や昇進のチャンスを広げることにもつながります。

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